1954-11-12 第19回国会 衆議院 法務委員会上訴制度に関する調査小委員会及び違憲訴訟に関する小委員会連合会 第27号
先生の考え方でも、調査官を入れて実力においては四十名以上いるんじやないか、従つて、調査官はやめるが、少くとも四十名ぐらいは一応、さしあたりそのくらいの数の者があつてもいいんじやないかというふうに拝聴いたしましたが、そういうふうな数になりますと、これがしかも待遇がみな同じで、現在の規格で行きますと大臣待遇を受けるわけであります。
先生の考え方でも、調査官を入れて実力においては四十名以上いるんじやないか、従つて、調査官はやめるが、少くとも四十名ぐらいは一応、さしあたりそのくらいの数の者があつてもいいんじやないかというふうに拝聴いたしましたが、そういうふうな数になりますと、これがしかも待遇がみな同じで、現在の規格で行きますと大臣待遇を受けるわけであります。
そういうような形の方法がとられるということは、これは私非常に重大な問題だと思うのでありますが、そういう意味で、ただいま吉田委員からの質疑の点も、これはたまたま郵便法第九条との関連で起つた問題でありますけれども、従つて調査官の活動、調査方法についての明確なる法規の根拠というものを、持つてもらわなければならないというところにおちついて来るのではないかと思うのですが、その点を重ねて伺つておきたいと思います
只今のお話の点はすべて誠に御尤もな点でありまして、いやしくも私どもの活動によつて何ら破壊的な活動とか或いはそういう疑いのない団体が沫惑をこうむらないように細かい点にまで気を配りまして実際やつておるわけでありまして、従つて調査官として聞くべき講演会までも聞けないというような身狭なことがあるという訴えがときどきありまして、まあ余り梨下に冠を正さずというような気持で一つやつてくれという意味で現実に指導を与
従つて調査官もやはり一般の自然人であることに変りないわけでありますから、従つて濫用の場合におきましては、現行犯を逮捕することに法文で規定されております犯罪なりとして逮捕したような職権濫用をやつた場合に、その調査官の職務違反という刑罰は百九十三条になるとちよつとおかしいと思うわけですけれども、百九十四条、百九十五条という関係が考えられると思いますが、その点は如何ですか、こういう点をお聞きしているわけなんです
従つて調査官というのは私たちの知つた範囲では二級官以上だと思います。だからただ全般的にこれだけ減るというのではなしに、調査官の方から何ぼということは全然わからないのですか。
従つて調査官だけに問題を限局いたしましても、同じ最高裁判所の中におりまして、一体記録が自分のところへ戻つて来るのはいつか分らんという情勢でありまして、調査官が殖えれば殖える程その調査官が裁判官に出します報告書は机の上に積み重ねられてしまう状況であります。ですからお話のような、調査官が殖えるということは、一面仕事が片付くようでございまして、尚その半面裁判官机の上の書類が殖えてしまうということです。